正直どっちでも良い出会いがあれば良いかなと思いつつも、違いについて書いてみたいと思います。
数少ないハーレーのスポーツモデル
XL1200Sはスポーツスター1200スポーツ、FXDXはダイナ・スーパーグライド・スポーツといって、両方とも名称にスポーツがつくように、スポーツ走行をちょっと考えた2000年頃の古めのハーレーになります。
スポーツスターってスポーツ走行向けと思われがちですが、決してそんなことはありません。比較的軽量でコンパクトっていうだけで、取り回しがしやすいのは確かですが、スポーツ走行を考えた造りにはなっていません。
XL1200SもFXDXもダブルディスクブレーキや調整可能なフロントフォークや高めのポジションで、ハーレーの中では少しスポーティーな特性を気にしたモデルになっています。
ワインディングは絶対XL1200S
エンジンは1200ccのエボリューションと、1450ccのツインカムで圧倒的にFXDXが勝っているのですが、ワインディングとなると軽量コンパクトなXL1200Sが勝ることは、スペックからして明らかです。
ダイナは重さがネックになりそうですが、こればかりは乗ってみないとわかりません。今後実際に乗ってみて感想を書きたいと思います。

二人乗りと高速は絶対FXDX
スポーツスターで二人乗りが厳しいのは有名な話です。883なんて無理で、1200でもちょっと厳しい。
実際に試したわけではないのですが、少なくともリジットマウントのエンジンからくる振動と、二人乗りの時の回転域があいまって不快な感じは想像がつきます。
一方FXDXはツインカムのパワーと、ラバーマウントのエンジンで二人乗りでもストレスがないだろうことが分かります。
高速道路を走るとXL1200Sは振動で絶対にすぐ疲れます。20代でも振動で疲れていたので、50代の私には当然厳しいでしょう。その点FXDXはラバーマウントで快適走行できそうです。

サイズは実はあまり変わらない
XL1200Sは、全長2250mm、全幅810mm、全高1150mm、車両重量240kg。
FXDXは、全長2310mm、全幅920mm、前項1200mm、車両重量300kg。
車両重量は全然違うのですが、サイズでいえば、ハンドルの幅が広いだけで実はあまり変わりません。これはスペックをみて結構意外に感じました。
まとめ
両方ともスポーツモデルですが、車両重量やエンジンのマウント方式によって楽しみ方の幅が変わることになります。
XL1200Sだったら箱根や丹沢でもっと楽しめそうだし、FXDXだったら家族でツーリングとかちょっと遠出も楽しめそうです。
オールラウンダーなFXDXが私には良さそうですが、鼓動感を感じながら快適にワインディングを走りたいという欲求もありXL1200Sも捨てがたいといった感じです。
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