ショベル以外だったら何にする

長年思い描いていたコーンショベル構想が頓挫して、じゃあ何にするよと考えたときのことを書きたいと思います。

安いので良いんじゃん

諦めた直後真っ先に考えたのが、もう一番安いのを買ってしまおうかなってパターンです。

Gooバイクをみて、ハーレーを選択して、排気量を750cc以上にして、神奈川県でフィルターして、総額が安いものからソートして、順繰りに見るってやつです。

10年くらい前だったら50万くらいで買えるハーレーって結構あったのに、今ってあんまりないことに気が付きます。

まあ円安だし、インフレだし、そんなもんかと思いつつ、大体の相場観が分かってきます。

やっぱり最初に並んでいるのはスポーツスターの883。

当時の新車価格を知っているので、価格が下落しないというよりも、むしろ上がっているものが多いのに驚きます。

安いのを見ていたので、スポーツスターが気になってきました。

昔の記憶をたどって、XL1200Sという車種を思い出します。XL1200Sはハーレーでありながら、ワインディングも走れるバイクで、昔少し欲しかったやつです。

Gooバイクで値段をみてびっくり。200万くらいします。当時120万台だったバイクが中古で200万って結構なプレミアです。

それでも程度の良いものを探し、色々とバイク屋を見て回ることにしましたのですが、やっぱり程度が良いのは200万円くらいで、程度が悪ければ150万以下って感じでした。

120万円だったバイクに200万円払うことに気が咎めて、他の選択肢も探ります。

欲しかったショベルヘッドの後、エボリューションエンジンが1984年から99年まで、ツインカムが99年から2016年まで、それ以降はミルウォーキーエイトになります。

興味がわくのは古いもので、次の候補は当然エボリューションになります。スポーツスターもエボリューションエンジンがありますが、それではなくビックツインの方です。

エボリューションだったらと考えて真っ先に浮かんだのがFXR スーパーグライドです。FXRも結構スポーティーな走りができる気になっていたバイクです。

昔100万円を切るくらいで買えたFXRの価格を見てびっくり、今だと300万円近くが相場のようです。FXRをこの価格で買う気にはなれず、早速スルーすることにしました。

ツインカムでも2006年まではキャブ車があります。エボリューションもツインカムもちょっとかさばったイメージがあって、ショベル好きの私にとって違いは大きくありません。むしろパワーのあるツインカムの方が少し魅力があります。

ツインカムのキャブ車で気になるのは、FXDX ダイナ・スーパーグライド・スポーツです。

FXDXはXL1200Sと同様にスポーツと名がついた数少ないハーレーで、当然スポーツ走行向きに作られています。

相場を見ると180万円程度。200万円くらいの新車価格だったと思いますので、ちょっとホッとしました。

ただFXDXは、そもそも日本で人気がないモデルということもあってか、玉数が少なすぎます。程度が良いFXDXを探すのには苦労しそうでした。

今回はショベルを諦めた私が、次にどの車種を候補に選んだかについて書いてみました。

そもそもヤビツ峠や椿ラインや芦ノ湖スカイラインや箱根ターンパイクなんかを快適に走れないバイクは選択肢に入りません。走れなくてよいならジョッキシフトのショベルを買います。

ということで、スポーツ寄りの古めのハーレーで、XL1200SかFXDXが候補となりました。