キャブ車の不安定さに馴染んできて普通に思えてきた

リターンライダーの日常

FXDXに乗り始めてもう少しで一年ですが、大分馴染んできました。馴染みすぎて、はたから見るとトラブルなんじゃないのと思うことも、普通に思えてきました。でも確かに国産のインジェクションと比べるとなんて不安定な乗り物なんだと思います。

ヒートソーク現象

しばらく走ってエンジンが十分に温まった後に、ちょっと停車して、またエンジンを始動させるような、エンジンのホットスタート時、すぐにエンジンがかからないことがあります。

色々調べて分かったのですが、この時起きている現象をヒートソーク現象というらしいです。キャブのフロート室内のガソリンが気化して、燃料が多すぎてかぶってしまう状態です。

この時のエンジンのかけ方は、チョークは絶対にひかず、スロットルを少し開いた状態で始動させます。チョークを引くと燃料が増えて逆効果です。

慣れるまえは、トライアンドエラーで、まずは何もせずにセルを回してかからず、チョークを引いてから回してかからず、チョークを戻してスロットルを少し開けてから回してかかるとかやってたりしていました。

はたから見ると不安定に見えたと思います。でも慣れると感覚でなんとなくスロットルを少し開けてセルを回すようになるので、何の問題もないです。

エンジンが温まるまで回転数が不安定

今度はコールドスタート時ですが、チョークを引いてエンジンをかけた後、チョークは適切なタイミングで半戻しして、少し走らせた全戻しにします。チョークと言っていますが、正確にはエンリッチナーといって、燃料を濃くするものですから、燃料が濃い状態が続くと黒煙が出たり良いことはありません。

なので、できるだけ早めに戻します。走っていればチョークを引く必要はないので、信号がしばらくないところでは結構すぐに戻してしまいます。

問題は、思いがけず信号で止まってしまったときにおこります。まだまだ温まり切っていないので、エンジンの回転数がいまひとつ上がらないです。何もしないと三拍子になったり、最悪エンストします。

こういう時はアイドリングアジャスターで回転数を上げてしまえば良いです。でもなんか面倒なので信号待ちの間スロットルを開けて調整してしまいます。アイドリングを調整しても良いですが、更にエンジンが十分に温まるとアイドリングも自然と上がっていくので、また調整が必要になります。

油断しているとエンジンが止まりそうになりますので、これもはたから見ていると不安定だなと思えると思います。ちょっと短距離乗るときとか温まる前に目的地に着いたりして、気持ちよく走れずに終わるなんてことも日常に変ります。

まとめ

今回ご紹介した現象はどちらも至って正常なものです。国産のキャブ車と比較しても不安定だし、国産のインジェクション車乗りに囲まれるとほぼ故障していると勘違いされてしまいます。

いつも同じ顔をしているようなインジェクション車とは異なり、気温や気圧などで表情を変えるようなキャブ車の楽しさは分かる人にしか分からないものですね。

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