中古ハーレーを物色していた時期に気になったのが、フロントフォークのアウターチューブの蜘蛛の巣上のサビです。ほとんどの中古ハーレーにもれなくこのサビがありました。
サビの原因について
ハーレー純正のアウターチューブはアルミ製です。アルミにへアライン加工といった細い横線の模様が入れてあり、その上にクリアコート塗装がされています。
このクリアコートが薄くて、走行中の飛び石などでアルミ地が露出することで、塗装面に這うように腐食が進みます。

補修方法について
一度クリアコートを剥離して、ポリッシュしてクリアコートするか、ブラックに塗装してしまうかになると思います。へアライン加工を入れてくれる職人さんもいるとは思いますが、コストが高そうです。
ポリッシュはピカピカになるので、ブラックアウトしたハーレーには合わなそうです。
中古ハーレーを探す際には
最初はこのサビを気にして、アウターチューブがガビガビの個体をみると、速攻候補から外していました。でも数みていくうちに、そこはあとで補修するから気にしないでおこうという考えになってきました。
ガビガビのものは、砂や小石が多い道を多く走ったり、うちの近くみたいに塩害地域だったのかなと推測します。134号線を走れば遅かれ早かれどうせこうなるかなと思います。
きれいな個体が見つかればそれに越したことはありませんが、自分で普通に乗って同じようなサビが発生するのだったら、気にしなくても良いかなと私は思います。
フロントフォークのオーバーホール時に一緒にやる
ガビガビが気になっているのであれば、すぐにでも塗装屋に持って行った方が良いですが、乗っているときは見えないから平気とかであれば、フロントフォークのオーバーホール時に併せてやるのが良いと思います。
フロントフォークのオーバーホールは明らかなオイル漏れとかが無くても、3万キロ程度でやっておいた方が良いかなと思います。
その際にどうせアウターチューブを外すので、その時に塗装屋さんに出してしまえば手間が省けてコストも下がります。
まとめ
ハーレー純正のアウターチューブの塗装はいけてません。普通に乗っていると蜘蛛の巣上のサビが出て塗装をはがさないと補修もできません。中古ハーレーを探すときにここを気にしても良いですが、自分が走っているうちにもできるものですので、補修を前提に長く付き合う考えもあると思います。
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