昔と違って革ジャンが一般的じゃないのは分かりますが、バイクに乗るのであれば、革ジャンも絶対楽しんだ方が良いと思います。でも色々とデメリットも多いですので、それを含めて書いていきます。
デメリット:暖かくなくて重い
そもそも革ジャンって、暖かくないくせに重いというタウンユースとして致命的な特徴があります。きっとこれが一般市民に受け入れられない大きな要因だと思います。
暖かさを求めて10万円を超える革ジャンを買って、全然暖かくなかったらそれはショックだと思います。本当に全く暖かくないです。
革ジャンといっても色々な革があって、特に馬革は重いです。もちろん牛革でも十分に重いです。この重さって、着てすぐは我慢できても長時間着ていると肩とかにじわじわダメージが蓄積されていきます。
また重い革は硬い傾向があって、なじむまでは動きづらくて、なじんだ後も可動域が制限されます。
自分を含めて、そんなデメリットが豊富な革ジャンを好んで着ている人たちって、やっぱり特殊なんだと改めて感じます。
メリット:ばたつかず高い防風性能
そんなデメリットだらけの革ジャンですが、バイクに乗り出すと一変します。革ジャンの最も大きな利点は防風です。風を通さないことの重要性ってバイク乗りだとわかってくれると思います。
防風性能の高いバイク用とかアウトドア用のもの以外の布製のジャケットだと風が抜けて、体温がどんどん逃げていきます。よくあるダウンジャケットでも生地が薄いと風圧に負けて空気が通って寒くなってしまいます。
次の利点は、ばたつかないことです。ナイロンのウインドブレーカーをアウターにバイクに乗るとき、風が入らないのは良いですが、ばたつくのが気になります。
スピードが60kmくらいまではあまり気にならないですが、徐々に気になりだして、120kmくらいになると耐えられなくなります。これが革ジャンだと全くばたつかないので快適です。
経年変化と耐久性
革ジャンの魅力って、革の持つ重厚感とかもあるんですけど、結局は経年変化で自分に馴染んでいくことにあるのかなと思います。ヤレを楽しむってことです。
あと一応耐久性もそこそこあると思います。ジッパーとか修理が必要になる可能性はありますが、革の質にもよっては20年とか30年とか余裕で使えます。
厚みがあるので万が一転んだ時もそれなりに身を守ってくれると信じていますが、私はまだ革ジャンを着て転んだことがないので分かりません。ツナギの素材も革だったりしますので、きっと擦り傷とかからは身を守ってくれそうです。
まとめ
タウンユースだとデメリットが大きくて、マニア以外着ている人がほとんどいないと思われる革ジャンですが、バイクと合わせることで非常に合理的な服に変わります。
なんといってもヤレたバイクにヤレた革ジャンを合わせるのは最高だと思います。といっても真冬になってくると、革ジャンは寒すぎるので使わないんですけどね。



コメント
自分は真冬には革ジャン着込んでます(寒い時期にしか着てないのです)。
寒い時期は革ジャン着ても表面温度が低いのでインナーが薄いとかなり
表面温度が下がり寒いので、特に厚手のインナーを着て温度を遮断できるように
工夫しています。革ジャンは今からが着頃ではと思ってます。
やはりハーレーには革ジャンです!
ですよね。
私はライダースとか、ちょっとタイト目の革ジャンが多くて、
インナーをあまり厚くできないのが悩みで、
もっと寒くなったら電熱ウェアとかあるから試してみようかなとか思っています。
やっぱ見た目大事。ハーレーには革ジャンですね。