バイクと革ジャンは最高の組み合わせですが、実はバイクだとインナーの難易度があがると思います。そこのところを書いてみたいと思います。
私はまだ電熱ウェアを一つも持っていないので、電熱の良さは分かっていないので、電熱を使わない前提になります。
ライダースジャケットの場合
私のはAero LeatherのCafe Racerというシングルのライダースジャケットですが、ライダースは全般的に体にぴったりのものを選ばれることが多いと思います。
ライダースは風を通さないように腕がタイトに作られているので、そもそも重ね着なんてする余裕はありません。アメジャンとロンジャンという分類もあるのですが、よりゆったりしているといわれるアメジャンでも十分にタイトです。
私は一応筋トレに勤しんでいるので、年々徐々に腕の余裕がなくなっているのが分かります。ですのでインナーは基本的に長袖のTシャツくらいです。ロンTに普通のTシャツを上に着るパターンは定番かなと思います。
これだと10月くらいまではなんとか行けます。
スポーツジャケットの場合
スポーツジャケットという言葉が一般的かどうかわかりませんが、昔からよくあるバイクやアウトドアで使われるレザージャケットの部類です。私が持っているので言うと、Aero LeatherのLong Half Beltみたいなやつです。
このジャケットは、インナーにツイードが使われていたりと保温性を気にしたつくりになっています。腕にも余裕がありますので、多少重ね着することができます。
インナーはTシャツだけだと逆にゆとりがあってかっこ悪くなります。着すぎると動けなくなってライディングに支障をきたします。革ジャンのインナーのボリュームって難しいです。
私は大抵タイトな風を通さない素材のフリースを着ています。フリースってゆったりしたデザインのものが多いのですが、インナーには良くないですね。トレーナーやセーターのようのものもありですが、暖かいのは断然フリースです。ちなみにTADのRanger Jacket LTというフリースを使っています。
これで冬を乗り越えることができると言いたいのですが、ロングツーリングだったり、真夜中だったり、標高が高かったりすると、ダメです。寒い。でも昼間の相模湾周辺は真冬でも楽勝です。
ミリタリージャケットの場合
米軍のジャケットだと、A-2、G-1、B-3が有名ですね。A-2は基本的に夏用の革ジャンで、G-1が中間の寒さで、B-3だと真冬を余裕で超えることができます。
私は学生の頃はアビレックスのB-3で、中にTシャツとかラルフのボタンダウンくらい。ロングツーリングだとトレーナーを着たりといったくらいで過ごせていました。若かったから平気だったかもしれないですけどね。
まとめ
革ジャンを着ているのは、バイカーかミュージシャンくらいかもしれませんが、バイカーにとって革ジャンは機能的な服です。インナーをうまく調整することで、関東の冬ならば大抵乗り切ることができます。
色々と試しましたが防風性能のあるフリースがおすすめです。結局バイクは防風が大事。でも重ね着で着ぶくれするとカーブとかで体が動かないと危険です。インナーはできるだけ少なくすることも大事だと思います。


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