FXDXの年式ごとの違いについて

FXDX

FXDXは1999年から2005年までの7年間販売されましたが、年式ごとに多少仕様が異なります。私が過去の情報を掘り下げて調べた結果ですので正確ではない可能性がありますが、ご参考までにご覧ください。

フロントフォークサスペンション

1999年は調整ができない普通のフロントフォークになります。2000年以降はプリロード調整機能が搭載されています。ラインディングスタイルに合わせて調整したい方は2000年以降を狙いたいです。

リアタイヤサイズ

1999年だけが、130/90B16のタイヤになります。2000年以降は、150/80B16のタイヤになります。全てダンロップのタイヤですが、2000年と2001年だけがパフォーマンスタイヤのGT502で、それ以外はD401になります。

ホイール

1999年だけがスポークホイールで、2000年以降はキャストホイールになります。走りを意識するのであれば、キャストホイールの方がメリットがあると思います。ちょい古感を出したいのであれば、スポークもありですね。

ブレーキキャリパー

1999年だけが片側だけのピストンが押し出される片押し1ポッドのブレーキキャリパーで、2000年式以降は4つのピストンが2つずつ向き合う形で押し付ける対向4ポッドのブレーキキャリパーになります。

この差は顕著に制動力に影響します。走りを意識するのであれば、正直1999年式は選ばない方が良いです。

リアフェンダー

3種類あって、ひとつが1999年、もうひとつが2000年と2001年、最後が2003年から2005年になります。1999年はリアタイヤサイズが130mmでそれに合わせたフェンダーになります。2000年と2001年は、同年式の他のダイナは130mmでしたが、FXDXだけフェンダーを変えて150mmがついています。2003年以降は他のダイナも150mmに変更になっています。

タンク

フレームが2004年に変更になってタンク形状も変わっています。容量は1999年から2003年までが4.9ガロンで18.55リットル、2004年と2005年が4.8ガロンで18.17リットルとあまり変わりません。見た目には2004年以降の方が大きく見えるのに不思議です。

タンク形状だけでなく燃料キャップにも違いがあります。1999年から2003年までが昔ながらの燃料キャップです。2004年と2005年は、日本車のような組み込み式のものに変わりました。タンクをブラックアウトしたい場合、2004年と2005年は困ることになります。

あとタンクだけではないですが、2003年は100周年の特別ペイントがされています。

シート

これもフレーム変更があった2004年を境に違います。純正シートのデザインは大体一緒ですが、多少シート形状が異なります。

2003年までは、エボのころからのシートと共通で社外シートに変えたい場合沢山選べます。一方2004年と2005年は特殊で、ダイナとしても2006年からフレームが変わっていますので、シートの選択肢が少ないです。

マフラー

1999年から2001年まではブラックに塗装されていますが、2002年以降はクロームに変更されています。ブラックで統一感があるのは2001年までです。クロームの方がスリップオンなどの入手性が高いです。

まとめ

FXDXの年式ごとの仕様差について、まとめさせていただきました。把握している範囲で記載していますので、気づき次第随時アップデートしていこうと思います。

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