キャブレターで、エンジンが冷えているときは、儀式があったとしても、いつものように普通にチョークを引いてエンジンをかければかかります。
でも、エンジンを止めてちょうど食事をするくらいの時間が経った後に、再びエンジンをかけるときって、かかりずらくないですか?
そんなときのTC88のFXDXで私のやり方について書きますので正解というわけではないと思います。
機械的にどうなのかはわかりませんので、間違っていたらコメントで教えてください。
まずはチョークを引いて普通にかけてみる
エンジンを止めて三分くらいだったらチョークは引きませんが、基本的にチョークを引いてセルを回します。
チョークを引いた状態だと、冷えた状態でも燃料が濃くなり始動性があがります。
確かにエンジンが十分に温まっていたらチョークは必要ないですが、実際十分に温まっている状態を保てているかどうかなんて分かりません。
一か八かの賭けに出るくらいだったら、チョークくらいいつも引いてあげた方が確実です。
その方がセルを回す回数が減ってバッテリーにやさしいです。
だめならチョークを戻してスロットルを回しながらかけてみる
ここからが本題ですが、しばらく乗った後にエンジンを止めてある程度冷えてしまった場合って、チョークを引いてもかからないときがあります。
個人的な仮説について
この現象がどうなっているかは専門家の方に教えてもらいたいのですが、私の勝手な仮説は、エンジン内にあった混合気が徐々に液体のガソリンに戻ってプラグが湿気た状態になって、いわゆるすこしかぶった状態になっていると思います。
少し時間がたったくらいはガソリンが気体のままで普通にかかって、湿気た状態になるとダメで、また時が経てば、乾いて消えてなくなり、いつものようにエンジンをかけることができるイメージです。
ですので湿ってかかりが悪い時に、チョークを引くと更にガソリンで湿った空気がエンジンに入り込みますので逆効果になります。
仮説から導いた解決策
そこで、チョークは戻してスロットルを少し捻った状態で通常の混合比率の空気を十分に送り込みながらセルを回してあげます。
そうすると、セルを回している時間は多少延びますが、安定してかかってくれます。
どれだけスロットルを回すのかというのもあるのですが、エンジンがかかって3000回転はいかない程度の開度を狙っています。あくまで参考までで、きっと個体によって変わってくるんだと思います。
まとめ
最初この方法を見つけるまでは焦りながらセルを何回も回してしまって、バッテリーに大分ダメージを与えてしまいました。新品のバッテリーだったから良かったですが、古いバッテリーだったら上がってしまってもっと大変な事態になっていたかもしれません。
国産だったらこんな苦労なくすんなりかかるんですけど、ハーレーのこういうコツ的なものってネットにもあまり情報がないので、私のやり方を公開してみました。よろしかったら参考にしてみてください。


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