なぜ多くの人がキャブレターのハーレーのTC88を購入するのか

雑多

FXDXを購入した後も、中古車情報をショップのホームページや中古車情報サイトで時々チェックしているのですが、TC88のダイナの回転が速いのに驚きます。掲載されて数日でホームページから消えていくことも多いです。日に日に回転が速くなっている印象さえあります。

それほど価格が高騰していない

キャブレターのハーレーになると、TC88が最新で、エボリューション、ショベルヘッドあたりになってきます。ナックルヘッドやパンヘッドはそもそも球数が少ないので、ここではあえて触れません。

ショベルヘッドは400万円以上、エボリューションは200万円くらいで、相場が結構上がってしまっていて、手が出しづらいですが、TC88ならば150万円くらい、ものによっては100万円付近でも手に入ります。

比較的気軽に買えることもあって、中古車の回転が速くなっていると思われます。

リターンライダーの存在

TC88を買っている層は、私みたいなリターンライダーが多いと勝手に想像しています。性能や信頼性で言ったら、インジェクションで高年式を選ぶべきですが、あえてキャブレターを選んでいるのは、昔の雰囲気を思い出したいおやじ達がやっぱり多いのではないでしょうか。

20世紀終盤にバイクに乗っていた人たちにとって、インジェクションに抵抗があるのはわかります。フィーリングって大事なんですよね。

そんな少しは購買力もあるリターンライダー達にとって、TC88は狙い目だったりします。

そろそろ希少性がでてきた

まだTC88の入手性は悪くないと思います。ダイナだとFXDLの入手性が高いですね。2025年夏でFXDLだと100~150万円くらいが相場だと思います。FXDXはますます入手性が悪くなってきていて、黒だと150~200万円くらいが相場ですね。

TC88は新しいといっても、20年以上経過していますので、台数は加速度的に減っていきます。希少性という面だと、今後益々上がっていきます。

まとめ

キャブレターのTC88はまだ入手性が悪くなくて、価格もまだ妥当ということもあって、年を取って少し購買力の上がったキャブレーター時代のリターンライダー世代が買っているために、中古市場の回転が良くなっているとみています。

この世代のリターンライダーがバイクを降りる頃に、需要がなくなっていくのかどうか、先のことは分かりませんが、後10年くらいはこの傾向なのかもしれません。

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