ハーレーで夏というとオーバーヒートの話をよく聞くのですが、TC88のFXDXは今のところ熱ダレもせずに快調に走っています。TC88は特にエンジンからの排熱が半端ないよと、うわさで聞いていたのですが、その通りだったので書いておきます。
TC88の問題の一つ
空冷の大型バイクであれば、信号待ちの時に熱気がエンジンから上がってくるのは当たり前だと思います。ですが、TC88は全く対策がされていないからか、熱気が容赦なく太ももを襲います。
ツインカムは新しくなるにつれて、ここら辺に対策がされていますが、でも排気量も上がっているんで、結局五十歩百歩というか、どうせ結局熱いのには変わりはないとは思いますが、新しいエンジンの方が多少はましかもしれません。
こういうマイナーなところって初期バージョンエンジンの宿命的なものがあります。
耐えられる熱さではある
走っていれば熱さを感じることはないので、問題は止まっている時に限られます。信号待ちのときってただでさえ熱いのに、さらにエンジンからの熱風でダブルパンチをくらいます。渋滞なんて地獄になります。
熱さ自体は、やけどはしないくらいなので、我慢すれば何とかなります。でも足だけサウナに入っているように熱いので、長期間は無理です。
一時間に一回の休憩を
一応耐えられる熱さではあるのですが、怖いのは熱中症です。十分に水分補給したいところですが、ツーリング中トイレにすぐ行けるわけではない場合、どうしても控えてしまいます。
熱中症って、厚生労働省も労働安全衛生規則を改正するくらい、あまく見られがちですが、場合によっては死に至りますので、少しでも自覚症状が出た場合は、すぐに対処すべきです。
でもバイクの場合、休憩所がどこにでもあるわけではありません。自覚症状の有無にかかわらずコンビニや道の駅などで、あらかじめ休憩を計画しておくことが大事だと思います。
まとめ
TC88は初期バージョンのエンジンということもあって、停車時のライダーへの熱対策ができておらず、夏は熱気に悩ませられます。確かに熱いですが、やけどするほどでもないし、気合で乗り切ることもできます。しかし、熱中症のリスクが高いですので、一時間に一回くらいは冷房の効いた場所で休憩を入れられるように、計画的に走りたいところです。
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