娘とバイク二台で首都高下り方向で横羽線から三ツ沢線に入っていくときに、前を同じように男女二人がバイクを連ねて走っていたのですが、後方に居た女性が急にハザードを出して停車して、前を行く男性はしばらく進んで相手が居ないのに気付いたのか、慌てた様子でした。
こういったトラブルは明日はわが身だなと思ってしまいました。
故障の原因は様々
故障で起きてほしくないけど結構あり得るやつは、パンクだと思います。徐々に抜けるようなパンクであればまだ良いのですが、バーストするようなパンクの場合、コントロールを失って事故になる危険性があります。
夜やトンネル内で電気系統の故障が発生すると、ライトが消えて他のドライバーの発見が遅れる可能性があります。予期せぬ場所に停車してしまった場合、追突リスクが高まってしまいます。
まずいと思ったら、ハザードが出せるなら出して路肩や非常駐車帯など安全に止まれる場所を探して、惰性があるうちに移動しましょう。
首都高は路肩が申し訳程度しかないところが多くあります。そのようなときはバイクはできるだけ路肩に寄せておいて、自分は遠くの安全な場所に退避しておきましょう。
法律的には十分な幅がある路肩や路側帯に寄せて止めなくてはいけないのですが、止めた路肩が狭いからと車道にはみはみ出しながら押してバイクを移動させる行為は危険なので絶対やめるべきです。
道路緊急ダイヤルに電話する
路肩や非常駐車帯に停車できたら道路緊急ダイヤル #9910 に電話して状況を伝えてください。道路緊急ダイヤルは国土交通省が管轄する緊急ダイヤルで、高速道路や国土交通省が管理する国道など共通で24時間受け付けています。
携帯電話からも通話可能で、自動音声ガイダンスに従って道路の管理者と通話することができます。あとは管理者の指示に従ってください。
レッカーを呼ぶ
ロードサービスのついている自動車保険に入っておくなど、ロードサービスには予め加入しておきたいです。高速道路にもレッカーは来てくれますが、当然手数料が変わってきます。高速道路は一般道と比較して料金は高めです。
ロードサービスに入っていれば、無料の範囲で対処できることが多いでしょう。まあ保険料とか年会費に含まれているんですがね。
仲間に知らせる
仲間が後ろを走っていれば、気づくこともできますが、前を走っている場合、気づいたときにはもういないパターンがほとんどでしょう。
最近はインカムが普及しているのでインカムがあれば心配いりません。インカムがなければ、LINEなどのメッセージを送りましょう。相手のタイミングで相手が状況を知ることができます。
クラクションを鳴らして知らせるというのもありますが、状況によって安全ではありません。気づいた相手も危ない場所に無理に停車してしまうかもしれません。そしてもし何かあればと思うと、あえて気づかせないのもありです。
2mくらいの幅の路側帯に大勢が故障したバイクを囲ってたむろしているところに遭遇したことがあります。故障したバイクのオーナーを気にして励ましてあげているのかもしれないですが、正直危ないです。
まとめ
何かあったときにどう振舞うか、あらかじめ決めておくことは大切なことです。とっさにその場で考えるのは大変だし、精神状態的に正しい判断は難しいです。
家族や仲間で走るときは、あらかじめ故障したとか走行不能になったらどうするのか、あらかじめ話しておくことだと思います。
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