FXDXは旧車じゃなくてただの古いハーレー

FXDX

旧車という言葉は一種のステータスのようなものに感じていて、気軽に使える言葉に思えないのは私だけでしょうか。2000年式のFXDXは新しくはないので古いハーレーですが、旧車とは呼べませんね。

一般的な旧車の定義とは

厳密に何年式から旧車といった定義はないはずです。一般的に1960年代から1970年代くらいのバイクのことを旧車と呼ぶことが多いと思います。更に最近まで同じ型が製造されていたら違うとか細かいことはあるようですが、今回は置いておきます。

旧車と呼ばれる範囲は時とともに変化して、最近は1980年代前半も徐々に旧車と呼べる域になってきたような気もします。

と書きましたが、きっと世代によって年代のとらえ方が微妙に異なると思います。あくまでも50代の私の考えだと思ってください。

クラッシックバイク

旧車を英語にしたらClassic motorcycleになると思いますが、日本語でクラッシックバイクというと旧車よりもさらに古いイメージがあります。

人によってクラッシックバイクと旧車のオーバーラップ度合いが違いますが、私の中では結構明確に違いがあります。クラッシックバイクと言われるのは戦前のバイクになります。1940年代以前ですね。

流石にここまで古くなると、乗るためのバイクというよりも骨董品になってきて、当然価値もグンと高くなってきます。

古さとのトレードオフ

旧車の魅力はなんといってもカッコ良さにあると思います。昔のデザイン・設計は、安全性だったり環境のことだったりを考えずに、シンプルに男前に作られていることもあって、今では考えられないカッコ良さにつながっていると思います。

しかし、古ければ故障・修理の頻度が高くなり、部品は生産終了していたりで高くなりやすいことから維持費は年を追うごとに大きくなります。修理にかかる時間も長くなり、乗れる期間も短くなります。

古いと安全性能も低いですから、新しいバイクと同じペースでは走れず、よりゆっくり安全に走る必要があります。

こういったことを差し引いても魅力が勝るから人は旧車に乗るんだと思います。

ハーレーはいつから旧車か

私の基準からすると、旧車にあたるのがショベルヘッドとパンヘッドの後期です。パンヘッドの前期やナックルヘッドまで行くと、クラッシックバイクの領域で普段使いにするのは贅沢すぎると思います。

旧車ど真ん中のショベルヘッドは、普段使いでも楽しめるし、古いカッコよさも楽しめてとてもバランスが良いと思います。

まとめ

旧車ど真ん中のショベルヘッドにあこがれていた私からすると、TC88やエボは旧車とは言えません。TC88は後20年後にやっと旧車の入口といったところでしょうか。その頃には自分の方がポンコツになって免許返納している可能性が高いのが悲しいです。

というわけで、そんな旧車に敬意を払いつつ、私の中ではFXDXは単なる古いハーレーと定義させていただいています。

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