ショベルヘッド購入を考えていて結局TC88を選んだ理由 快適走行性

雑多

昔からショベルヘッドが欲しかった私ですが、今のライフスタイルを考えた結果、TC88のFXDXを購入することにしました。

今回はその理由の一つ、快適に走行できることについて書きます。ショベルヘッド購入を検討している方の参考になれば幸いです。

快適に巡行できること

都内ではそもそもスピードを出す機会が少なく、首都高もペースが遅め。近県へ行っても渋滞が多く、80km/h程度で十分です。

一方、神奈川では外環や東名、新東名などを頻繁に使うので、100km/hを超える巡航が当たり前。御殿場を越えると120km/h制限区間もあります。

もちろん80km/hで走ることもできますが、流れに乗れず危険です。適切なスピードで快適に走ることは重要です。

ショベルヘッドは100km/h超で走るのが実はかなり厳しく、古い車両なら80km/hで普通に走れれば上出来です。これは当時の制限速度(55マイル=約88km/h)に合わせた設計だから。

一方、TC88は制限速度引き上げ後の時代のエンジンなので、日本の高速道路でも無理なく巡航できます。

快適に曲がれること

都内だと信号交差点くらいしか曲がる機会は多くなく、ワインディングを走るならわざわざ出かける必要があります。

しかし神奈川では日常的にワインディングが現れ、頻繁にクラッチ・ブレーキ操作が必要。ショベルヘッドを4速フレーム+ハンドクラッチで乗るならまだ良いですが、リジッド+ジョッキーシフト仕様だとかなり辛い。

ただ「リジッドフレーム+ジョッキーシフト」はショベルヘッドならではの憧れでもあり、悩ましいところです。

快適に長く乗れること

都内でもツーリングに出れば長距離走行は避けられません。バイクは人によって「辛い」と感じるポイントが異なりますが、サスペンションやフレームなど、現代車のほうが快適なのは確かです。

リジッドフレームで長距離を走る猛者もいますが、年齢とともに厳しくなっていくのが現実です。

TC88ダイナもエンジンがラバーマウントとはいえ振動はありますし、長距離はそれなりに疲れます。私はフェアリングを付けていませんが、「付けると楽になるよ」とよく勧められるので、検討中です。
やはり「楽に乗れる」というのは長距離ではとても大事な要素だと思います。

まとめ

もし都内に住んでいたらショベルヘッドを選んでいたと思います。でも郊外の交通事情を考えると、ショベルヘッドは厳しい場面が多い。
かっこよさは申し分ないですが、「流れに乗って安全に走る」という基本的なところで問題が出てきます。

ショベルヘッドに憧れる人は多いと思いますが、購入前に誰かから借りて試乗することを強くおすすめします。

もし試乗できない場合は、「100km/h以上を出せなくても自分は満足できるか」を真剣に考えてから決断するべきだと思います。

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