夏の暑さと空冷大型バイク

雑多

関東地方は6月として記録的な暑さで、すっかり真夏のような天気になってきました。暑い夏に向けて、夏の暑さと空冷大型バイクについて書きたいと思います。

バイクはデフォルトで暑い

日本の夏は暑いです。特に都会のアスファルトの上は最悪です。そんな中エンジンという熱源にまたがっているなんて、バイク好きじゃなければ耐えられないことじゃないでしょうか。

リスクを承知で、ヘルメットを半キャップにしたりして、安全を犠牲により快適さを求めるってこともありますが、限界があります。

夏にバイクに乗る以上、ある程度暑さには覚悟が必要だと思います。

大型バイクは熱い

ガソリンエンジンのエネルギー効率は一般的に20%から30%程度です。7割以上が熱に変ります。

でかいパワフルなエンジンほど、熱源が大きいと考えて良いと思います。

ハーレーのエンジンは色々ありますが、排気量が大きい最近のエンジンほど発熱が大きいです。

スポーツスターの883ccと、ミルウォーキーエイトの1870ccでは大分違います。夏に乗るなら断然883ですね。

空冷エンジンは熱い

空冷エンジンは走行風がないと、エンジンの温度が上がります。大体170度くらいまでに保たれているエンジンが、200度くらいに上がってきます。

200度を超えてくるとオーバーヒートの危険性があるので、しばらくエンジンを止めて冷めるのを待つべきでしょう。

エンジン温度の上がり具合は、太ももの裏で分かると思います。信号で止まった時に、太ももにあたる熱風で、何度くらいか感じ取れると思います。

この熱さはオーバーヒートを察知するある意味大事なセンサーなんですけど、夏はこのセンサーが基本イエローゾーンを指したままなので、信号や渋滞で止まるたびに、太ももセンサーが負荷でやられてしまいます。

夏は賢く走る場所と時を選ぶ

夏でも快適にバイクに乗るためには走る場所が大事です。

住んでいる場所はそう簡単には変えられないですが、できるだけ都会や内陸を避けて、海の近くや、高い標高を目指したいです。海の近くを走る場合は、風の強さを確認しておくことも大事です。風が抜けると気温も下がりますし、エンジンにも優しく走ることができます。

時間は、太陽も渋滞も避けたいですので、基本的に日中を避けます。当たり前ですね。都会で渋滞でトラックに囲まれたりしたら、もう地獄です。都心は走る時間帯を考えたいです。

まとめ

日本の夏に空冷の大型バイクに乗るのは、正直バイクが好きじゃないと厳しいです。でも走れないことはないですし、賢く走る場所と時を選んで、少しでも快適に乗りたいところです。

ビンテージバイクの方は、オーバーヒートのリスクも高くなるので、夏は乗らないのが色々と良いかなと思います。夏用に250ccのバイクを買うのもおすすめです。

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